古谷やすひこの政治を変えるチカラ 

[日本共産党の横浜市会議員]

日本共産党の横浜市会議員(鶴見区選出)の古谷やすひこです。私の活動をご紹介させて頂きます。鶴見区をよりよい街にするために様々なアイデアもどんどん募集しています。ご意見やご相談は y-furu3941@triton.ocn.ne.jp まで。ツイッターは@furuyayasuhikoです。

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へ
にほんブログ村←私の活動の励みになりますので皆さんからの応援クリックをお願いします

多額の助成金による企業誘致策は大企業への優遇策 ~林 横浜市長との質疑の全文(その4)

IMG_1441.jpg

多額の助成金による企業誘致策は大企業への優遇策
古谷議員:
  最後に、市第179号議案「横浜市企業立地等促進特定地域における支援措置に関する条例の一部改正」についてです。
 わが党はかねてより、多額の助成金による企業誘致策は十分な資力を有する大企業への優遇策となり、きびしい財政の中での予算の使い方としては不適切であるとして、一貫して見直しを求めてきました。日産自動車1社に46億円、税軽減を合わせれば、総額約63億の金銭支援を行いました。
 周知のように、神奈川県では5年前に大規模な財政出動を伴う企業立地への直接支援はやめております。立地後の成長支援に力点を移しています。その理由は、厳しい財政状況のためということであります。
  本市の支援額は、制度発足時の上限50億円が、今では上限20億円、多国籍企業30億円に引き下げられ、賃貸ビル建設への支援は中止したことは、妥当で適切だったと考えます。しかし今回、地域限定とはいえ上限を元の50億円に、賃貸ビルも再導入ということは、全くの先祖がえりです。
 上限50億円は、数字的には同じであっても、本市負担は重くなります。それは、県との併給が不能になったからであります。日産本社が立地した際の助成金は、投下資本337億円の9%、額にして30億円は、県が負担しました。本市負担は、3%分の10億円でした。
 収支不足を2016年度は420億円、2017年度は560億円と見込んでいるように、市長は財政の厳しさをこの間強調されていますが、そして市民サービスは年々削ってきている一方、巨額の利益を上げている企業に対してはこういった大盤振る舞いでは、市民理解が得られないと考えます。しかも、助成金は、一般財源が原資であり、財政を大きく圧迫してしまいます。助成金が大きく膨れれば、市民サービスの低下と、財政悪化原因となるのは避けられません。その認識はないのか、伺います。
 帝国データバンクの2014年の拠点整備に関する投資意向調査では、本社立地の重視する条件として複数回答で集計しています。613社のうち、自治体の優遇制度としたのはたった28社であります。最多は交通利便性252社、得意先の立地状況222社であります。2013年が527社回答で、自治体の優遇制度は同じ28社でありました。帝国データバンクは、「本社の所在地は対外的に企業としてのアイデンティティや格をアピールする部分であり、交通利便性の高い都市部に本拠地を構える意向が強い」としています。
 市経済局は2012年実施の認定企業へのヒアリングで、支援制度が立地決定の最も重要な要素となっていると繰り返していますが、このアンケート結果と帝国データバンクの調査結果はあまりにも違いすぎます。利害関係のない帝国データバンク調査の方が客観性は高いと考えます。
 この際、神奈川県のように、横浜市のもつ立地優位性、すなわち横浜港があって、370万の人口を抱えて、産業集積があって、技術力のある中小企業群、大学立地、人材などを生かした誘致策に切り替えるべきだと思いますが、どうか伺って、質問を終えます。

IMG_1435_20150212174150296.jpg
林市長:
 市第179号議案について、ご質問いただきました。
助成金についての認識ですが、本市の助成金を活用し、企業が進出することによりまして、安定的に税収を確保し、本市の財政基盤を強化することができます。支援額と税収の費用対効果では、単年度収支ではすでに税収額が支援額を上回ってきております。今回の改正によりまして、今まで以上に成長が見込まれる企業を誘致し、安定的な税収確保につなげていきます。
 東京都は、一部上場企業が確か950強あると思いますが、横浜市は確か60はないはずでございます。そういう意味では、今、競争も激化しておりまして、品川の開発地区などは横浜市のレントのお値段とそんなに変わらない。東京プロモーション本部で営業部隊がございますが、競合になるとディスカウントをしてくるという厳しい状態の中で、横浜市がこういった企業誘致の助成金、先生のお話も私は理解もいたしますけれども、実際に助成金がないとやはりとてもではないけど太刀打ちできないなと。最後に背中を押していく何かがないといけないと思います。
 単年度で黒字になっておりますし、もう27年度では完全に利益が出てくるという状況でございますので、アップル社が今回横浜市進出をお決めいただきましたのも、いろいろな横浜市の安定的なこういう議会運営であるとか、本当にこれは副社長から聞いたんですけどね、そういう意味で非常に信頼できる都市であるということもありますので、引き続き私はこの企業誘致には力をいれないと、扶助費がかかっていく横浜市にとっては非常に厳しいのではないかというふうに思っております。
 もちろん、しっかりと検証しながら適正のあるかたちで、この立地条例をさらに進めてまいりたいというふうに思っております。
 以上、古谷議員のご質問にご答弁申し上げました。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へ
にほんブログ村←私の活動の励みになりますので皆さんからの応援クリックをお願いします
<<横浜も中学校給食を! あったら「いいね!」の会発足 の記事が、本日(2/17)付のしんぶん赤旗に掲載されました。 | ホーム | 介護報酬の切り下げで介護人材の確保がいっそう困難に! ~林 横浜市長との質疑の全文(その3)>>

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://furuyayasuhiko.blog15.fc2.com/tb.php/1712-b2ba9bd8