古谷やすひこの政治を変えるチカラ 

[日本共産党の横浜市会議員]

日本共産党の横浜市会議員(鶴見区選出)の古谷やすひこです。私の活動をご紹介させて頂きます。鶴見区をよりよい街にするために様々なアイデアもどんどん募集しています。ご意見やご相談は y-furu3941@triton.ocn.ne.jp まで。ツイッターは@furuyayasuhikoです。

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へ
にほんブログ村←私の活動の励みになりますので皆さんからの応援クリックをお願いします

【福島視察報告 4】「日本全体の問題なのに、『福島の問題』にしてしまっている。臭いものにふたをされるようなことは許されない!」 ~生業裁判原告団の事務局長や、農業従事者との懇談

福島視察報告 4
 三日目は、今福島でたたかわれている生業裁判原告団の事務局長や、農業従事者との懇談。

 生業裁判というのは、「地域を汚染した放射性物質を事故前の状態に戻すこと、そして元の状態に戻るまでの間、精神的な苦痛に対する慰謝料を求めます。多くの被害者が、それぞれの被害の状況や立場を超えて団結し、国と東京電力に対して立ち上がり、これ以上の被害を生み出さないことを求めます。」(HPより)
 その原告団の事務局長が、その地域で唯一あるスーパーの店長の服部さん。いわゆる地元の名士。どういう思いで裁判に取り組むようになったのか?
IMG_4392.jpg IMG_4393.jpg
「今住んでいる、あの山の向こうは川俣町で立ち入り制限区域だが、私たちでさえ危機感は薄れつつある。当初、外に出てはいけない、マスクをつけるなどをしていたが、疲れてしまった。まるっきり気にしていなわけではないが・・・。」
「この放射線被害のことは、100人いれば100人感覚が違う。『こんなもの食べられない』『いや、うちでは食べてるよ』とぎくしゃくして気を使いながら生活をしている。物理的にも心理的にもコミュニティーを破壊した。信頼関係が崩れてしまった。」
「危機意識の強い人ほど孤立している。まわりから『そんなに危ないというなら出ていけば!』となり、自分たちだけで自衛する、まるで『隠れキリシタン』のような生活をしている。」
「政府が『ただちに逃げなくてもいい』といわれれば、それをたよりにしてしまう。ちょっと怖いけど、いざとなれば知らせてくれるだろうと思っていた。新聞やテレビを見ても、危機感が見られず、『食べて応援』『安全だ』という情報ばかり流されていれば信じてしまっていた。」
「事故から二年目の時に、PTA会長になってからいろんな声が聞こえるようになってきた。事故後給食で使っていた県外産を市内産に食材を切り替えると教育委員会が発表した時に、父母からは猛反発が起きたが市側は安全ですとの一点張り。そこでPTAとして話し合いの場をもち不安を解消するように努めてきた。そのやり取りの中で検出下限値の問題や核種の問題、遺伝子異変の問題など、自分も色々学ばされた。」 
「その後二本松市として、ウクライナに視察団を送るメンバーに入った。行ってみると、いまだにホールボディーカウンターで測ると何千ベクレルと体内から出てくる。当時のソビエトも情報隠しはひどかったが、補償はすごく良かった。事故後30年たっても何も問題は解決していない。今の福島も、被害を受けた人は被害を受け続けるし、都会はそのことを忘れてそのままの生活を送るようになっている。このまま、生き埋めになってはならないとおもって勉強をした。」
「日本全体の問題なのに、『福島の問題』にしてしまっている。臭いものにふたをされるようなことは許されない。そんな中で、東京オリンピックだ、再稼働だと、とんでもない。日本全体で忘れようとしていることに対して、県内・県外に対して注意喚起して、政府に対しても許さないと抗議する、それがこの裁判なんです。こうして、いままで無関心だった自分が大きく変化していった。」
「今裁判そのものは、押し込んでいる。国や東電は屁理屈だらけ。国・東電の過失をしっかり審議してもらうようにしたい。そして要求することは二つ。一つは『元に戻せ』もう一つは『元も戻るまでの間避難している人も非難していない人も月五万円の支払え』ということ。とにかく急いで、来年の春にも判決を出させなくちゃいけない。そしてそこから、法整備をしてもらわなくちゃいけない。ぜひ全国でこの運動を広げてほしい。」
DSCF6191 (1) DSCF6194.jpg

 続いて、農業者の菅野さんからのお話。
IMG_4404.jpg
「農業というだけではなく、自立した経済をいかに地域で確立できるかが大事。地域に原発を誘致してしまったのも、経済が回らないから。」
「いまだに、地元の農家でも炊飯器が別々の家がある。というのも、祖父は地元産のお米を食べて、他は県外産。家族がバラバラ。」
「山の汚染対策は深刻で、ワラビやぜんまい・こごみはセシウム濃度が非常に高い。」
「今までの研究の結果、10センチ以内にほとんどのセシウムがある。いろんな実験をやってみた。砂地だと植物にすぐにセシウムが言ってしまうがいい土ほどセシウムを吸着する。深く耕して、いいたい肥を入れる、今まで日本の農業がやってきたことが一番の対策だということが、科学的にも分かってきた。」
IMG_4413.jpg IMG_4416.jpg IMG_4418.jpg
「私の立場からも、若いお母さんに『食べて応援してください』と言えない。こんなことをすれば、消費者間で対立を持ち込むことになってしまう。しかし、福島のものだけを避けるというのは間違い。しかし福島のものだけを避けるというのは間違いで、科学的根拠がない。」
「全体としては、食の流通のあり方を変えて、日本全体としても地産地消を目指すのが一番理にかなっている。」

 最後に、農民連の事務局長の根本さん。
IMG_4424.jpg
「これからは新しい暮らしと生業のスタイルをつくっていかなければならない。」
「今福島が被っているのは、風評被害ではなくて、実害。こうなったのは誰が原因者なのかははっきりしていて、国が最終的な原因者。」
「放射線の問題は、直ちに影響がないからこそ深刻で、ずっと心配し続けなければいけない」 
「食べ物とエネルギーと介護を自給できる圏域をつくっていくことを目指していかなければいけない。」

これで、三日間の視察は終了となりました。(続く)
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へ
にほんブログ村←私の活動の励みになりますので皆さんからの応援クリックをお願いします
<<【お知らせ】地域の方に支えられて42回目を迎える「民謡祭り平和盆踊り大会」、7/31~8/2 潮田公園の広場にて開催します!  | ホーム | 【福島視察報告 3】「元の自然を100%取り戻すのはムリ。しかしここで子育てをしているものとして、子どもを守る立場でやるしかない。その現状を知ってほしい。」 ~保育園や学童・病院を視察>>

コメント

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです
  1. 2014/07/19(土) 07:21:52 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集]

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://furuyayasuhiko.blog15.fc2.com/tb.php/1626-de368e78