古谷やすひこの政治を変えるチカラ 

[日本共産党の横浜市会議員]

日本共産党の横浜市会議員(鶴見区選出)の古谷やすひこです。私の活動をご紹介させて頂きます。鶴見区をよりよい街にするために様々なアイデアもどんどん募集しています。ご意見やご相談は y-furu3941@triton.ocn.ne.jp まで。ツイッターは@furuyayasuhikoです。

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へ
にほんブログ村←私の活動の励みになりますので皆さんからの応援クリックをお願いします

【教育長との一問一答の全て】横浜市が子どもたち一人一人に目を配れる少人数学級に踏み出さないその理由 ~横浜市議会予算特別委員会・教育委員会審査から

 3月12日 火曜日。晴れ。
 今日は、横浜市会予算特別委員会の教育委員会の審議の日で、トップバッターで質問にたちました。教育長と一問一答の丁々発止のやりとり。ぜひ見てください。
 以下、その内容です。
横浜市は35人以下学級を国に要望

古谷議員:
 日本共産党を代表して質問いたします。
 まず、少人数学級について伺います。国では、全学年への35人学級の導入は事実上見送られました。しかし、横浜よりも厳しい財政状態にある地方自治体でも自治体単独での少人数学級に踏み出している地方自治体がいくつも出ている中、本市では国・県の枠内でとどまり、本市としての上乗せしての少人数学級に踏み出そうという面が全く見られないわけでありますが、踏み出さない理由は何でしょうか、教育長の見解、伺います。
P3120015.jpg

山田教育長:
 おはようございます。教育委員会です。よろしくお願いしたします。
 本市独自の予算による35人以下学級の編成については、人件費の財源の確保などの点から様々な課題がございます。本市としては35人以下学級の実施について、小・中学校全学年で実施するよう、国には要望をいたしているところでございます。
P3120013.jpg

古谷議員:
 少人数学級について文科省が検討会議などでまとめた「少人数学級のさらなる推進等によるきめ細やかで質の高い学びの実現に向けて」という文書によれば、教育現場の実情は「かつてないほど、学級担任の負担が増大している」と指摘されています。教育現場における学級担任の現状について、教育長の認識を伺います。

山田教育長:
 教育現場における学級担任は、やはり基本的には学級経営を任されている第一義的な責任者であるというふうには認識をいたしております。

古谷議員:
 役割ではなくて、現状の仕事の認識はどうですか。

山田教育長:
 一義的には、小学校と中学校で若干担任の役割は違おうかと思いますけども、たとえば小学校でいえば、一義的には先ほど申し上げましたように、学級経営を行う第一義的な責任者であるというふうに思っておりますけれども、学校全体で子どもの教育を見とっていくという意味では、学校の組織の一員としてその責任をしっかりと果たしていただきたいというふうには考えております。

古谷議員:
 かみ合わないですけど。学級担任の負担が増加しているという指摘をされていることに対して、教育長の見解、伺います。

山田教育長:
 最近、教員の多忙化等々様々言われておりますけども、その原因は様々あろうかというふうに思います。特に、学校の子どもの実情がかなり以前とは違ってきているとか、あるいは保護者の方の様々な意識の多様化といったこともございましょうし、そういった意味で従前に比して忙しいというふうな声を聞いているといったようなことはございます。

古谷議員:
 その声を聞いていることに対して対策されていることはありますか。

山田教育長:
 たとえば、小学校であれば、児童支援専任教諭の配置ですとか、非常勤の活用ですとか、そういったことでいわゆる多忙化といったものを若干でも解消できるように、そういった工夫はいたしているところでございます。

古谷議員:
 教育長も参加されております指定都市教育委員・教育長協議会の名で、2012年11月に「平成25年度文教予算に関する重点要望」を出されています。その際、少人数学級の要望は出されていますか、教育長に伺います。

山田教育長:
 昨年の11月に指定都市教育委員・教育長協議会で重点要望として、小・中学校すべての学年での35人以下の実現といったことについて要望をいたしております。

古谷議員:
 もちろん、この要望については、教育長も認識されていると思いますが、なぜ要望されたのか、伺います。

山田教育長:
 この要望書、指定都市全体でまとめたわけでございますけれども、いじめ問題あるいはインクルーシブな教育など個別の教育課題に対応するために、あるいは様々な新たなそれぞれの学校で起きてる様々な事由に対応するためというふうに認識をいたしております。

本市独自で35人学級をなぜやらないのか

古谷議員:
 国に要望しているということはいいことだと思うんですが、本市でも独自に進めていけばいいと思うんですが、なぜやらないのか伺います。

山田教育長:
 これは最初にご答弁申し上げましたように、本市としても35人以下学級の実施について小・中学校全年で実施するよう国には要望いたしているところでございます。

古谷議員:
 国には要望しているのはいいということは認識しているんですが、本市でも推進していけばいいと思いますが、なぜやらないのか伺います。

山田教育長:
 先ほど申し上げましたように、ひとつは財源の問題も大きな問題としてございます。 

古谷議員:
 この少人数学級の問題は、本市の教育予算を配分する中で優先順位が高くないということで、教育長の認識、伺います。

山田教育長:
 先ほど申し上げましたように、35人以下学級のことについては、きめ細かな教育の推進といった意味では意味があることかというふうに思いますけれども、数が少なくなる分、いわゆる子どもの社会的な関係というのはどうしても40人と比べると少なくなる、そういった諸々の長短あろうかというふうに考えております。

英語教育と35人以下学級、どちらを優先すべきか

古谷議員:
 少し視線を変えて、質問します。新年度予算案の中で、「9年間一貫した英語教育の推進」ための予算が計上されています。その予算額と、仮に一学年少人数学級を拡充した場合の予算額、それぞれ教えてください。

山田教育長:
 ちょっとお答えに合うかどうかわかりませんけど、「9年間一貫した英語教育」これは25年度予算案では11億750万円余を予定してございます。それで、ちなみに本市独自に小・中学校全学年で35人学級を実施した場合の総経費額・・・(中断)・・・先にご質問いただけなかったものですから、ちょっと数字がいろいろ動いておりますけども、35人以下学級実施時の必要人件費でございます。改めて申し上げます。独自に小・中学校全学年で35人学級を実施した場合ですね、約62億4680万円でございます。

古谷議員:
 1学年というふうに言ったんですが。

山田教育長:
 小学校3年生、小学校1・2年生は35人以下学級実施してございますんで、3年生で35人以下学級を実施した場合に1学年で約9億6000万円でございます。

古谷議員:
 私は何も英語の教育について、さっきの9年間一貫した英語教育の推進ということを全く否定するものではりませんし、むしろやれるならやったほうがいいというふうに思っています。しかし、優先順位が少し間違っているのではないかというふうに思ってます。今回、結果的に、少人数学級を一歩でも進めるよりも、英語教育を優先させる判断をされているわけなんですが、そう判断された理由について、伺います。

山田教育長:
 どちらが優先ということではございませんけれども、35人以下学級も大切でございます。9年間通した英語教育、これも最近のグローバルな社会のことを考えれば、横浜の子どもにしっかりと英語力をつけていく、そういった必要性から必要なものであろうというふうに考えております。

古谷議員:
 本市の子ども一人あたり教育予算の低さについて、かつて私の質問に対して教育長は、「児童1人当たりの経費が低いと、そういった状況であるということは認識してございます」と答えられていますが、その認識には変わりませんか、伺います。

山田教育長:
 子どもに1人あたりに要する教育費というのは、他都市比較の場合でも様々な含め方がございますので、一概に比較はできないというふうに考えておりますけれども、児童1人あたりの教育費については、真ん中よりは下だというふうには認識いたしております。

古谷議員:
 教育予算が低いということも認識されていて、少人数学級についても国にも要望されている、なのに市としては主体的には足を踏み出そうとしないのは、ちょっと私には理解できないんですが、足を踏み出せない何が第一の要因なのか、もう一度伺います。
 
山田教育長:
 これも冒頭に申し上げましたように、人件費の財源の確保などの点から様々な課題があるというふうに考えております。

いじめ自殺事件の滋賀県では35人学級を導入

古谷議員:
 少し別の角度からまた伺います。大津市でのいじめ自殺事件で大きな問題となった滋賀県では、いじめをなくしていく対策として、どんな手立てを打たれようとしているのか、教育長、伺います。

山田教育長:
 大津市に私が連絡をしたわけではございませんけれども、報道によるその情報によりますと、35人以下学級をやるといったことは、報道があるといったことは承知をいたしております。

古谷議員:
 先ほどあげた「平成25年度文教予算に関する重点要望」の中でも、少人数学級の実現といじめ問題への対応について言及してあったというふうに思いますが、教育長の見解を、その点で伺います。

山田教育長:
 いじめの問題は様々な要因が絡んでいるかと思いますけれども、本市の場合には基本的にはいじめの早期発見、早期対応が重要であるというふうな認識をまずいたしております。そのために、本市ではいじめは許さないという強い信念のもとで学校のチーム力の評価をするといったこと、あるいは地域との連携を強化することなどによって、いじめ問題の対策に取り組んでいきたいというふうに考えております。

古谷議員:
 いじめの対策の面からも、理念だけではなく、しっかり体制としても少人数学級というのは有効であると思いますが、教育長の見解、もう一度伺います。

山田教育長:
 先ほど申し上げましたように、35人以下学級というのはいじめのためにやるものではございません。これは基本的にはきめ細かな教育の実現といったものでございますので、結果として子どもをみる機会が増えるといったことで様々な発見ができるといった認識はもっております。
P3120018.jpg

古谷議員:
 教育の効果っていうのは非常に時間がかかると思いますので、すぐ数値で結果が出るというふうに私も思っていません。しかし、子どもたち一人ひとりが成長できる条件をしっかりと整えることが、これからの未来の横浜つくっていくというふうに確信しますので、ぜひ、改めて少人数学級の推進を要望して、次の質問に移ります。
P3120021_20130312224157.jpg
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へ
にほんブログ村←私の活動の励みになりますので皆さんからの応援クリックをお願いします
<<【横浜のインフルエンザ流行情報】市全体では患者報告数は減少傾向、しかしまだまだ学級閉鎖数は増加したり注意が必要です! | ホーム | 3月11日 午後2時46分 黙祷  ~東日本大震災から丸2年がたち、横浜市会でも全員で黙祷>>

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://furuyayasuhiko.blog15.fc2.com/tb.php/1329-bb0b61af